チャドクガの幼虫である毛虫には名前の通り、刺されると毒のような害があります。
わたしも幼い頃も兄弟が刺されてしまったことがあり、一家で大パニックになりました。
チャドクガの幼虫はどこでもよく見かけるほど多いですが、刺されてしまったらどう対処すればいいのでしょうか?
また、どんな症状が出て、病院には行った方がいいのでしょうか?
今回は、そんな身近な毛虫であるチャドクガに刺されてしまった時の症状や正しい治療法などについて、ご紹介したいと思います。
Contents
チャドクガに刺されたらどんな症状が出る?
チャドクガの幼虫は集団で生活し、公園や家の庭など、身近な場所にたくさん潜んでいます。
そんなチャドクガに刺されてしまうと、主に湿疹やかゆみ、かぶれ、炎症などの症状を引き起こします。
チャドクガはたとえ死骸であっても、毒針に触れてしまうと症状が出ます。
さらに全く触れていなくても、抜けて風に飛ばされた毒針が皮膚につくことで、刺された時と同じ症状が出るのが、チャドクガの最も恐ろしいところですね。
毒針に触れた箇所はすぐに症状があらわれ、刺された部分を中心にかゆみがある、真っ赤な湿疹が広がって腫れ上がります。
症状は1~2週間ほど続き、ひどい場合は半年ほど消えないこともあるそうです。
また、チャドクガに刺された時の症状は、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と、どんどんひどくなっていくことも特徴的です。
2回目以降は皮膚の炎症だけでなく、体がだるくなったり発熱がある場合もあるようです。
もちろん刺されることが1度もないのが1番ですが、刺された経験のある方はさらに注意しないといけません。
チャドクガに刺された時の治療法&やってはいけないことは?
チャドクガに刺された時は、すぐに対処することが肝心です。
この最初の対処次第では、症状を和らげることも可能です。
まず、チャドクガに刺されるとすぐにその周辺の皮膚にかゆみがあり湿疹ができますので、すぐに水で患部を洗い流し、毒針を落としましょう。
風邪で針が飛んできている場合は衣服にもついている可能性が高いので、すぐに着替えて全身を洗い流すことをおすすめします。
洗い流すときは決してこすらず、できるだけ幹部には触れないようにしましょう。
次に、水で洗い流すだけでは針が残っている可能性も高いので、テープなどを使って、患部に刺さった毒針を抜きます。
針が抜けたら患部に抗ヒスタミン剤やステロイドを塗り、症状がおさまるまで安静にしておきましょう。
チャドクガに刺された際にやってはいけないこと
チャドクガに刺された際には患部に強烈なかゆみがありますが、決してかいたり触れたりしてはいけません。
まだ針が刺さっている状態で患部に触れてしまうと、その針が折れて触れた手にも刺さり、さらにその手で触れた箇所にも刺さり、無駄に炎症を広げてしまいます。
チャドクガの針は簡単に折れてしまうので、完全に取り除くまでは、かゆみが辛くても我慢してください。
また、衣服の洗濯の際のも他の洗濯物と一緒に洗濯をしてしまうと、針がうつってしまう可能性があります。
チャドクガに刺された時の服を洗濯する時は、他の洗濯物とは一緒にしないようにしてください。
チャドクガに刺されたら病院に行くべき?
チャドクガに刺された時は自分で対処することもできますが、やはり病院で一度診てもらうのが1番いいでしょう。
市販の薬ではチャドクガにあまり効果がなかったり、肌に合わない可能性もあります。
特に2度目以降に刺された場合は、先ほどにもご紹介したように症状がどんどんひどくなっていくので、自己判断での治療は危険です。
病院に行く際にも患部を洗い流しテープで針を抜いてから行くようにしましょう。
服もそのままでは他の人にうつしてしまう危険性があるので、着替えておいてください。
チャドクガに刺された際にはたとえ症状が軽くても、できるだけ早く病院で診てもらうことをおすすめします。
まとめ
チャドクガに刺された時は、
- かゆみ、かぶれ、湿疹、炎症などの症状がある
- 触れていなくても、風で飛ばされた毒針で症状が出ることもある
- 症状は1~2週間ほど続く
- 2回目、3回目となるほどに症状はひどくなる
- すぐに水で患部を洗い流し、服は着替えてテープで刺さった針を抜いて薬を塗る
- 患部を広げる可能性があるので、できるだけ触れないようにする
- 自宅での治療よりも病院を受診した方が安心
ということでした。
わたしの兄妹が刺されてしまった時も、すぐに病院を受診して診てもらっていました。
風で飛ばされてくるだけでも症状がでるなんて、とても怖いですね。
チャドクガに刺されてしまった時は、すぐの対処と、患部に触れないようにすることが何よりも重要です。
もしチャドクガに刺されてしまっても慌てずに、正しい対処で症状を最小限に抑えましょう。
スポンサーリンク
トラブル対処法カテゴリーでは、その名の通り、なんらかのトラブルに遭ったときの対処法をまとめた記事を掲載しています。
たとえば
「道路に財布を落とした」
「暖房が効かない」
「子供に落書きされた」
など。
トラブルの対処法に関する他の記事も見たい方はこちらをクリックしてください。
スポンサーリンク