豆知識

親への仕送りは本当に必要?している人の割合と平均額は?

親への仕送りは必要

あなたは親御さんに仕送りをしていますか?

仕事をしていても、若いと自分の生活で精一杯だと言う場合や、家庭があってなかなか手が回らないという場合も多いかと思います。
 

親に仕送りをして少しは楽をさせてあげたいな、というのは誰もが思いますよね。

しかし、他の人たちは親に仕送りをしているのか、気になりませんか?

どれくらいの額を送れば良いのかわからない、という方もいらっしゃるでしょう。
 

そこで今回は、

  • 親に仕送りをしている人の割合
  • 子どもが親へ仕送りするのは必要か、常識なのか
  • 親へ仕送りをしている人はいくら渡しているのか、その平均額

についてご紹介します。


親に仕送りをしている人の割合はどれくらい?

親に仕送りをしているというかた、反対に今はしていないという方、それぞれだと思います。

親が働いていて受け取ってくれないから送っていない、という方も中にはいらっしゃるかと思います。
 

ちなみに私の周りの20代前半の友人は、40代後半から50代の親に仕送りをしている人が多いです。

私も余裕が出来たら、しっかりと親に仕送りをしなければと考えています。
 

しかし、仕送りはどれくらいの人がしているのかについて、気になりますよね。

まずは仕送りをしている人の割合についてみていきましょう。
 

親に仕送りをしている、という人は全体の3割だというデータがあります。

仕送りをしていない人の方が圧倒的に多いのですね。
 

仕送りをしている人の理由としては、親が年金暮らしをしていて生活に余裕がないから、
母子家庭で育っていて母を少しでも楽にしたいからなどが挙げられます。

親に育ててもらったお礼として、毎月仕送りをしているというまじめな方も居ます。
 

親への仕送りをしていない人の主な理由としては、親が働いていて金銭面で困っていないから、実家で暮らしているから、などがありました。

若いうちは親も40代や50代で、まだ働いていて生活に困っていないと言うことも多いでしょう。

また、実家で生活していると仕送りよりも普段の手伝いなどをしている方が多いようです。
 

私の母親も40代でまだ働いていますが、実家にいるため仕送りはしていません。

しかし、祖父母が働いていないため、生活費を出しています。
 

都会で働いていて、家賃や物価が高いために仕送りが出来ない、という方もいらっしゃるでしょう。


子供が親へ仕送りするのは必要?するのが常識?

親への仕送りは必要
では、子どもが親へ仕送りをするのは必要なのか、また常識なのかについてみていきましょう。
 

親が生活に苦労している場合は、子どもからの仕送りをもらえればかなり助かるでしょう。

しかし、現代は子どもから親への仕送りがないほうが一般的になっています。

昔は社会人になったら、親へ今までの恩返しのため、仕送りをするというのが当然であるという文化があったようです。

今はほとんどの人が親への仕送りはしていない理由として一番多いのが、子どもの方が生活が厳しいからというものです。

親よりも子どもの方が貧しい状況で、子供が親に仕送りをしなければいけない、というのは無理な話ですよね。

20代から30代の私たちの親世代は50歳から60歳くらいが多いですが、高度経済成長期からバブルが崩壊して、会社も年功序列型の給与システムが取り入れられているため親世代が現役で働いている場合は子世代より高収入です。
 

それに比べて子世代は、不景気の中で給与がほとんど上がらない会社が多いです。

ですから、給与が低くて経済的に厳しい家庭が多いのです。

私たちの親世代は、年齢が上がっていくのと同時に給与がどんどん上がっていったようです。

しかし、私たち子世代は給与がほとんど上がらないですよね。
 

また、収入だけではなく、最近問題になっているは税金や年金面でも親世代が圧倒的に得しています。

少子高齢化社会ということもあって、子世代は親世代になったときにとても経済的に厳しくなってしまうという仕組みになっています。
 

ですから、気持ちで仕送りをするというのはとても良いことだと思いますが、余裕がないのに無理にする必要はないかと思います。

自分の生活に余裕が出てきて、親も苦労しているならば仕送りについて考えると良いでしょう。

親へ仕送りをしている人はいくら渡しているの?平均額は?

仕送りはいくら
内閣府による調査では、仕送りの平均額は6万4千円ということでした。

もちろん平均額ですので、1万円や中には何十万円という方もいます。
 

仕送りをしている方の多くが、親が年金で生活しているという状況です。

年金が少なくて生活が苦しい、ということでこれくらいの仕送りをしている方が多いようです。
 

親から援助を求められてしまうと、子どもは自分の生活費だけで苦しい状況でも、親への仕送り額を捻出することが多いでしょう。

私ももし母親に援助を求められたら、自分の生活を切り詰めてなんとかお金を送ると思います。
 

実際に援助を求められたことがあるという方は、一人暮らしで収入が少なくても、1万円から5万円を親に仕送りしていたそうです。

親への恩を考えると自分の生活が苦しくてもやはり断りづらいという現実があります。


まとめ

今回は、親への仕送りは本当に必要なのかについてご紹介しました。

親への仕送りについては、

  • 親に仕送りをしている、という人は全体の3割
  • 余裕がないのに無理にする必要はない

ということでした。
 

親に仕送りをするかしないかは人それぞれで、金銭面の事情もあるかと思います。

仕送りではなくても、離れて暮らしている方はお盆やお正月に何か贈ったりするのも良いかと思います。
 

帰って身の回りのことを手伝ったり、旅行に行ったりするのも親孝行になると思いますよ。

子どもから親への仕送りについて、割合や金額に驚いたという方もいらっしゃるでしょう。

あくまでも目安ですが、仕送りをするという方は参考にしてみてくださいね。

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