豆知識

ラムネがビー玉で栓をしている理由は?ビー玉を使うようになった由来は?

子供の頃、誰もが一度はラムネの中に入っているビー玉を取り出そうとしたことがありますよね。

 

どうやって取り出そうとしてもなかなか取れず、あきらめた人も多いはずです。

ラムネに栓をしているこのビー玉ですが、なぜ栓をしているのか考えたことはありますか?

 

また、昔からラムネの中にはビー玉が入っていますが、いったいいつから続いているのでしょう。

今回は、そんなラムネに栓をしているビー玉について、詳しくご紹介したいと思います。

 

ラムネをビー玉で栓をする理由は?

ラムネといえば、やっぱり中に入っているビー玉は欠かせないですよね。

なぜ他のコーラやサイダーには何も入っていないのに、ラムネにはビー玉が入っているのでしょう?

 

一見何の意味もないように思えるビー玉ですが、ちゃんと理由があります。

 

それは、炭酸が抜けてしまうのを防ぐためです。

昔ながらの炭酸の飲み物といえばラムネですが、昔は今のように缶やペットボトルがありませんでした。

 

今でこそコーラやサイダーは缶やペットボトルで密封できるので炭酸が抜けないようになっていますが、ラムネのころにはそんな密封できるものはありません。

ペットボトルだとわかりやすいですが、どれだけきつく締めたつもりでも一度開けてしまうとわずかな隙間ができてしまい、そこから炭酸が抜けてしまいますよね。

 

そこで考えられたのが、ビー玉で栓をする方法でした。

昔のラムネはまだ開けていないものでも炭酸が抜けてしまい、ただの甘いだけの飲み物になってしまっているものもありました。

 

しかし、ビー玉で栓をするようになってからは、炭酸が抜けることなく美味しい状態で飲むことができるようになりました。

 


ラムネのビー玉の歴史!初めからビー玉が使われていたの?

ラムネの始まりは、150年も前のイギリスでした。

レモン味だったことから、レモネードから名前を取って「ラムネ」と名付けられました。

最初のラムネはビー玉ではなく、コルクで栓をしていました。

 

しかし、先ほどにもご紹介したように、コルクでは炭酸を守りきれず、炭酸の抜けてしまったラムネがたくさんあったんです。

ラムネは炭酸があるからこそ美味しいもので、炭酸が抜けてしまったラムネはただの砂糖水を飲んでいるようなものです。

 

みなさんも一度は炭酸が抜けた炭酸ジュースを飲んだ経験があると思いますが、お世辞にも美味しいとは言えませんよね。

そこで、炭酸の圧力で栓をすることができるビー玉を使用するようになったのです。

ラムネの瓶は独特な形をしていますが、この瓶もビー玉に合わせて作られたので、実はビー玉のために考えられたものなんですね。

 

この瓶は明治時代に日本にやってきて、日本でさらに改良がされて今の形の瓶になりました。

それからずっとこの形の瓶とビー玉を使った方法で、ラムネは栓がされています。

みなさんが日ごろ何気なく飲んでいるあのラムネは、意外と歴史があるんですよ。

 

ビー玉は中にあるのにどうやって栓をしているの?

ラムネの入れ物はビー玉が簡単に出てこないような形に作られていますが、それじゃあどうやって中にビー玉を入れているのでしょう?

 

ラムネの作り方を見てみましょう。

作り方

  1. まずラムネの入れ物にビー玉を入れます。
    この時の容器の口はまだビー玉が通る大きさです。
  2. ビー玉を入れた容器の口を熱して形を変え、ビー玉が出てこれない大きさにします。
  3. ラムネのもととなるシロップを口から容器に入れます。
  4. 勢いよく炭酸水を中に入れます。
  5. 容器をひっくり返すと、炭酸の力でビー玉が容器の栓をします

このようにして、ラムネは作られ、ビー玉で栓がされるのです。

昔はこの中に入っているビー玉を取り出すのは至難の業でしたが、最近のラムネは比較的取り出しやすいものもあります。

 

飲み口がペットボトルの蓋のように、回して取るタイプのキャップだと、それを外すだけでビー玉が出てきます。

昔のキャップは押し込み式だったのでなかなか外せず、ビー玉も取り出せませんでした。

これは、分別に厳しくなった現代に合わせ、分別しやすいように変わったからだと思います。

 

あれほど頑張っても取り出せなかったビー玉が今では簡単に取り出せるなんて、子供たちにとっては嬉しいでしょうが、取り出すのが難しかった世代からすると、なんだか悔しいような複雑な気分ですね…。

 


まとめ

ラムネの瓶の中のビー玉は、

  • ラムネの炭酸が抜けないようにするための栓の役割がある
  • 元々はコルクで栓がしてあったものを、ビー玉で栓をするようになった
  • 最初に容器にビー玉を入れ、炭酸水の炭酸の力で栓をする

ということでした。

 

わたしも昔はよくラムネの中のビー玉が欲しくて仕方がなかったのですが、こんな理由でビー玉が入っていたなんて、考えたこともありませんでした。

 

ラムネにとってビー玉は、昔から美味しさを保つために欠かせない大切な存在だったんですね。

さまざまな炭酸ジュースが増えてきた現代でも、変わらず愛されているラムネ。

ぜひみなさんも、この夏はビー玉のおかげで炭酸たっぷりのラムネを飲んでみてください。

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