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御神酒はいつ飲むのが正しい?お酒が飲めない人はどうする?

神様からいただいた御神酒、自宅の神棚に飾ることもありますが、この御神酒はいつ飲むのが正しいのでしょう?

 

わたしも御神酒を毎年お正月にお供えしてから飲んでいますが、正しい作法や飲むタイミングはあまり詳しくは知りません。

また、妊婦さんや未成年の方はお酒を飲むことができませんが、そんな時はどうすれば良いのでしょうか?

 

今回はそんな御神酒を飲む正しいタイミングや、飲めない時はどうすれば良いのかなどをご紹介したいと思います。

 


御神酒はいつ飲むべきか決まりはある?

御神酒はいつ飲むべきか決まりはある?

御神酒は、参拝した神社で厄払いや安産祈願など、ご祈祷のお土産に頂いたり、自宅の神棚にお酒をお供えしたものです。

 

神様の霊力が宿ると言われていて、そんな御神酒を飲むことで、神様の力をいただくことができるそうです

神様の霊力が宿った御神酒を間違ったタイミングで飲むと、神様に失礼に当たったりしてバチが当たってしまわないかなど、心配になりますよね。

 

御神酒は、いつ飲むかという決まりは特にないようで、いつ飲んでも大丈夫だそうです。

祈祷を受けた人だけではなく、その家族みんなで分かち合って飲むのがいいらしく、そうすることで、家族みんなが神様の力をいただくことができます。

 

御神酒をお土産に頂いたら、そのままみんなで飲んでもいいですし、自宅の神棚にお供えした後にみんなで飲んでもいいですね。

ご祈祷の際に神社でそのまま飲むことを勧められることもあるので、その時は神主さんに言われたタイミングで飲むようにしましょう。

 


お酒が飲めない人は御神酒をどうすれば良い?

お酒が飲めない人は御神酒をどうすれば良い?

御神酒は自宅に持ち帰ると、飲めない人は飲まないでも大丈夫ですが、神事やご祈祷で、その場で神主さんに勧められることもあります。

 

そんな時は、断るべきなのでしょうか?

神社で御神酒を飲むことになった場合でも、未成年や妊婦さんなど、お酒を飲めない方は飲まなくても大丈夫です。

 

ただし断るのではなく、口を付けて飲むふりをしましょう。

そうすることで、飲んだ時と同じように神様の力をいただくことができますよ。

自宅の場合は、料理酒として料理に入れることで、お酒が飲めない人でも御神酒を体内に取り入れることができます。

 

また、少量の御神酒をお風呂に入れることで、身を清めることもできるようです。

日本酒には血行促進効果もあるので、神様の力だけでなく、ダイエットや保湿などの美容効果も期待できます。

 

いただいてから時間がたってしまい、飲めなくなった御神酒は、御神酒をいただいた神社の方向に向かって、庭や玄関に撒きましょう。

 

家の土地に撒くことで、その土地を清めることができます。

 

御神酒を飲む時の作法やルールはあるの?

御神酒を飲む時の作法やルールはあるの?

御神酒を飲むときの作法は、神社で飲む場合は神主さんの指示に従います。

神社でのご祈祷や神事の際の飲み方をご紹介します。

基本的な飲み方

  1. まず1回礼手をし、盃にお酒を注いでもらいます。
  2. 3口に分けて、ゆっくりと御神酒を飲みます。
  3. 飲み終わったら、盃の自分が口を付けた部分を拭きます。

これが神社での基本的な御神酒の飲み方です。

神社で飲むときは作法やルールが決まっていますが、お土産として持ち帰った御神酒を飲むときは、特に決まりはありません。

 

ただし、先ほどにもご紹介したように、家族がいる場合は、ご祈祷を受けた人だけでなく、その家族も一緒に分け合って飲むのがいいそうです。

お酒を飲めない人がいる場合は、料理酒に使うなどの工夫をして全員が御神酒を取り入れることができるようにしましょう。

 

また、いくらご利益のあるお酒だからと言って、飲み過ぎには注意が必要です。

一日で飲み切るなどの決まりもないので、飲むときは適量にし、余ってしまったら翌日に飲むなど、数日に分けて飲むようにしましょう。

 


まとめ

御神酒は、

  • 神様の霊力が宿っていて、飲むことでその力を取り入れることができる
  • いつ飲むかの決まりはなく、持ち帰ったらすぐに飲んでも、神棚にお供えしてから飲んでもいい
  • お酒を飲めない人は、口を付けて飲むふりだけでもいい
  • 飲む以外には、料理酒に使ったり、お風呂に入れたり、庭や玄関に撒く方法がある
  • 神社で飲むときはルールがあるが、家で飲むときは特に決まりはない
  • 家族がいる時は、分け合うことで家族も神様の力を受けることができる
  • 飲み過ぎには注意が必要

ということでした。

 

わたしも妊娠中のお正月にも御神酒をお供えしていましたが、飲んではいけないので料理酒として使っていました。

 

御神酒は縁起が良くご利益のあるものだとは知っていましたが、神様の力が宿っているんですね。

御神酒には、神社で飲むときの作法以外に大事な決まりなどは特にありません。

体内に取り入れることや、撒いたりお風呂に入れることでもその力で清めることができます。

 

ぜひみなさんも御神酒を正しい方法で飲んで、神様の力を受けましょう。

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