ライフハック

臨時福祉給付金とは?現行の対象者や金額まとめ!今後の実施予定は?

みなさんは、「臨時福祉給付金」という言葉をご存知でしょうか?

わたしもつい最近ニュースで初めて聞いたのですが、どんな人が、いくら受け取ることができる給付金なのでしょうか?

 

また、今後も実施予定があるのでしょう?

今回は、そんな臨時福祉給付金について、ご紹介したいと思います。

 


臨時福祉給付金とは?現在給付を受けている対象者と支給金額

臨時福祉給付金とは?現在給付を受けている対象者と支給金額

臨時福祉給付金とは、平成26年の消費税率の引き上げに伴って実施された、所得の少ない人の負担を緩和するための給付金のことです。

 

最初の支給額は15,000円でしたが、消費税の引き上げが決定した後の27年度は6,000円、28年度には3,000円まで減額されました。

臨時福祉給付金の対象者は、「住民税が課税されていない人」だそうです。

所得の少ない人にとっては、消費税がいきなり高くなると負担が大きいので、その負担を少しでも減らそうという国の対策のひとつなんですね。

 

目安として、単身世帯の方は100万円以下、夫婦世帯の方は156万円以下、子1人の3人家族の方は205.7万円以下、子2人の4人家族の方は、255.7万円以下の所得の方は、住民税が課税されません。

 

臨時福祉給付金は対象者に自動で給付されるわけではなく、受け取るには申請が必要です。

申請には申請書を提出しなければいけないので、自分の住民票のある市町村で手に入れましょう。

 

多くの市町村では、対象者に向けて申請書を送っていますので、手元にある場合は取りに行かなくても大丈夫です。

 

自分が対象者に当てはまるかどうかわからない時は、市町村に確認すると教えてくれますよ。

 

申請書に必要事項を記入し、市町村に郵送で送るか、窓口まで提出しに行きましょう。

申請書が認められれば、指定の口座に臨時福祉給付金が振り込まれます。

しかし、あくまで臨時の給付金ですので、永遠に受け取れるわけではありません。

給付金を受け取ることができるのはありがたいですが、永遠に受け取ることができる給付金というわけではないですよ。

 


臨時福祉給付金の今後の実施予定は?

臨時福祉給付金の今後の実施予定は?

そもそも臨時福祉給付金が実施されるようになったのは、平成26年の4月に消費税が8%に引き上げになったことからでした。

 

今後の実施予定についてですが、もう実施する予定はないそうです。

もうすぐ消費税が10%に増額されますが、この時にももう支給することはないんだとか。

というのも、平成29年度分の臨時福祉給付金で、平成31年9月までの2年半の分の臨時福祉給付金を、一気に支給してしまったからです。

 

この時の金額は一人当たり15,000円で、これ以降はもう一時的なものであった臨時福祉給付金の支給を終了することを発表しました。

長く支給していても、低所得者の根本の解決にはならないからですからね。

なので、今後の臨時福祉給付金の支給を期待敷いている方もいるかもしれませんが、もう受け取ることはできません。

 

残念ですが、国に頼りきりではなく自分たちで消費税の増額に対応していく力も必要なことなので、仕方ありませんね。

 

今後の低所得者に向けた給付制度「年金生活支援給付金」とは?

今後の低所得者に向けた給付制度「年金生活支援給付金」とは?

臨時福祉給付金とよく似ているものの中に「年金生活支援給付金」というものもあります。

こちらは臨時福祉給付金の受給者が低所得者なのに対し、年金を受給していて低所得である高齢者や障碍者に向けた給付金です。

 

年金生活支援給付金が始まったのも臨時福祉給付金と同じ、消費税が8%に増額されることが決まった平成26年の4月で、月に最高で5,000円の支給が予定されていました。

 

しかし、実はこの年金生活支援給付金は、いまだに支給されていません。

なぜ支給されていないのかというと、平成31年まで延期となった、消費税10%の代わりに支給するというものだったからです。

 

消費税が増額されていないので、その代わりとして渡す年金生活支援給付金も、まだ支給されないんですね。

なので、この年金生活支援給付金が実際に支給されるようになるのは、平成31年に消費税が増額されて以降ではないかと思われます。

 

年金生活支援給付金の申請方法も臨時福祉給付金と同じで、住民票のある市町村で申請書をもらい、提出をして認められれば、受給することができます。

 

臨時福祉給付金は今後の実施予定がないのに対し、年金生活支援給付金は今後からの実施の予定ですので、受給対象者の方は安心してくださいね。

 


まとめ

臨時福祉給付金は、

  • 平成26年4月の消費税が8%に増額される際に、低所得者の負担軽減のため支給が始まった
  • 平成27年度には6,000円、28年度には3,000円と減額されている
  • 平成29年に31年度までの2年半分を一人当たり15,000円支給し、以降の実施予定はない
  • 年金生活支援給付金は年金受給者の中の低所得の人に支給される
  • 年金生活支援給付金の支給は平成31年の消費税10%の増額後に実施される予定

ということでした。

 

わたしもニュースでしか見たことがなく、消費税の増額にはいきなりで大変だと思いましたが、低所得者にはちゃんと対処されていたんですね。

 

臨時福祉給付金は今後の実施予定はありませんので、今まで受給していた人は注意しないといけません。

消費税の増額は負担も大きく大変ですが、国に頼りすぎず、自分たちでも対応していきましょう。

スポンサーリンク

ライフハック
ライフハック

ライフハックカテゴリーでは、知っていることで生活に役立つ便利な情報を提供しています。

たとえば

宝くじに当たる秘訣
ディズニーのお菓子缶の使い道
お小遣いが少ない主婦の節約術
など。

日常生活を少し快適にしたい方はぜひ他の記事も読んでみてください。

ライフハックカテゴリーへ

スポンサーリンク