新しく車を購入したとき、もしくは車を持っている人が引っ越ししたとき…車庫証明の提出を求められますよね。
車庫証明を取ることになった方がまず気になるのは、「それって土日でも取れるの?」ということではないでしょうか。
車を買う方の多くは仕事を持って働いている方でしょうし、証明書を取るために、平日に時間を作ることが難しい方もたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、車庫証明は土日に手続きできるのか?お話していきたいと思います。
車庫証明は土日でも手続きが出来るか?郵送は可能?
まず結論から言いますと、警察署が事務的な手続きを受け付けてくれるのは役所と同じく、平日の朝から夕方までだけです。
つまり、土日は請け合ってくれません。
しかも、車庫証明の発行には
- 申請時
- 交付時
の2回も!窓口に出向く必要があるのです。
カレンダー通りのスケジュールで働いている人にとって、この制約はなかなか厳しいものがあるような気がしますね…。
それでは、手続きを郵送で済ませることは出来るのでしょうか?
たとえば戸籍等は郵送で受け付けてくれたりしますし、車庫証明ももしかして……!
…残念ながら、車庫証明に関しては郵送では受け付けてもらえません。
実は、オンライン申請というものもあります。
しかし限られた自治体でしか実施されていないうえ、申請はオンラインで行えても受け取りの際には結局窓口に出向く必要があります。
本人以外が申請から受取まで代理で行う事は出来る?
自分で窓口に行く時間が取れない人は、家族などの代理人に頼むしかありませんよね。
代理人からの申請も不可…と言われたら泣けてきますが、ここはOKです。
申請時も受け取り時も、窓口に出向くのは本人でなく代理人で構いません。
また、委任状も不要となっています。
ただし代理人ではなく本人が行わなくてはいけない作業がいくつかあります。
- 書類の記入、訂正
これは申請者本人の手で行う必要があります。
つまりどういうことかというと、代理人に申請書類を窓口にもっていってもらった際に書類に不備があると、その場で書き直すことが出来ません。
いちど持ち帰って、本人が書き直して再度窓口に提出しに行く…という大変面倒なことになります。
書類は事前にしっかりチェックしてから申請しましょう。
車庫証明発行に必要な書類と費用
さて、次に申請に必要な書類と費用を準備しておきましょう。
申請用紙は警察署にも置いてありますが、それを取りに行ける余裕があるならそもそも何の問題もないわけで…。
代理人にお願いする場合、3回も警察署に出向く必要が出てきてしまいますが、大変面倒ですよね。
各都道府県警のホームページから申請書がダウンロードできるので、それを印刷して記入すれば大丈夫です。
各都道府県警のホームページの「保管場所証明申請手続」について説明されているページから、以下の4つの書式をダウンロードします。
- 自動車保管場所証明申請書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の所在図・配置図
- 保管場所の使用権原を疎明する書類
手間がかかりますが、記入して提出しなくてはいけないものが1枚ではなく4枚ある、ということを先に把握しておきましょう。
費用については、以下のものが必要です。
- 申請時に2000円~2200円程度
- 交付時に標章交付手数料として500~600円程度
都道府県によって若干違うので確認する必要がありますが、いずれにせよ合計で3000円以内に収まる程度と考えてよいでしょう。
まとめ
今回は、車庫証明は土日や郵送で申請することが出来るのか?についてお話させていただきました。
結論的には、土日も郵送も不可ということですが、代理人にお願いすることは可能なので、出来るだけ出向く回数が少なくて済むように配慮しつつ、お願いすることにしましょう。
書類が多いうえに少し特殊なので、書類に不備がないようにしっかり準備してくださいね。
初めて車を買われた方で、車庫証明について今まであまり聞いたことがなかった、というような方は、車庫証明の手続きが必要なことを知って少し
「ヤッター車を買ったぞー!」
という気持ちがしぼんでしまったかもしれませんね。
しかも、警察署は平日しか受け付けてくれないし…どうしたらいいの…と。
でも大丈夫!この手続きを乗り越えたらあなたの愛車がやってくるまで、あと少しです。
平日にどうしても時間の取れない方も、ご家族や友人の誰かにお願いできることなので、ぜひお願いして、無事手続きを終わらせてくださいね!
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