家事の悩み

油容器の捨て方は何ゴミ扱い?瓶の洗い方キャップの外し方も紹介!

使い終わった油の容器って、どうやって捨てたらいいんでしょうか?

あちこちでエコがどうのと叫ばれているこの時代。

 

プラスチックや瓶はリサイクルするよう指定されている自治体も多いかと思いますが、

「どうも捨て方がよくわからない。」
「なんかめんどくさい。」

そんな気持ちからついつい後回しにしてしまって、底に3ccくらい油が残ったままでほったらかしの油の容器。

あなたのお宅にもありませんか?

 

うちにはありますよ!

とりあえず空きビンBOXに放り込んで、そのまま長期滞在させてしまっている油のビンが…!

 

そこでこの記事では、

  • そもそも油の容器って、どう捨てるのが正解なの?
  • きれいに洗ったりフタを外したりの面倒な作業を、ちょっとでも簡単にするにはどうしたらいいの?

ということに注目して、油の空き容器の捨て方を紹介していきたいと思います!

 


油の容器は何ゴミで捨てる?

油の容器は何ゴミで捨てる?

そもそも、油の容器って何ゴミなんでしょうか?

 

プラスチックボトルやらガラス瓶やら、

「どうやらリサイクルできそうだぞ?」

と思うような容器に入っていることがほとんどの食用油。

だけど、その内側はもちろん油でべとべとですよね。

 

こんなものをリサイクルに出すのは、かえって迷惑では…と思ってしまうほど。

実際のところ、捨て方のルールは様々です。

プラスチック容器の場合

まず、プラスチック容器の場合、容器本体やラベルにペットボトルマークがついているかを確認しましょう。

ペットボトルマークがついていた場合

ペットボトルマークがついていた場合、中をきれいに洗ってジュース等のペットボトルと同様に捨てることができます。

きれいに洗う方法については、後でご紹介しますね。

ペットボトルマークがついていなかった場合

ペットボトルマークがついていなかった場合ですが、これは自治体によって分別のルールが分かれます。

「燃えるゴミ」の場合と「燃えないゴミ」の場合、また「容器包装プラスチック」として分別収集の対象になる地域もあります。

燃えるゴミ、もしくは燃えないゴミの場合

油を使い切った状態であれば、中をきれいに洗わなくてもゴミに出すことができます。

容器包装プラスチックとして出す場合

ペットボトルの場合と同様、中をきれいに洗ってください。

瓶の場合

さて、瓶の場合はどうでしょうか?

こちらは多くの自治体で、不燃ゴミもしくはリサイクルゴミとして扱われます。

油がきちんと落ちていればリサイクルゴミ、落ちない場合は不燃ゴミとして出す、という場合が多いようです。

 

もしリサイクルゴミとして出す際は、キャップ部分を外して出しましょう。

 

プラスチック容器の場合もそうなのですが、油がうまく落ちない場合は、リサイクルごみとして出さないほうが良いでしょう。

なぜなら、容器の素材とは全く違うものである油が残っていると(瓶の場合はキャップも)容器本体もうまくリサイクルできなくなり…

 

結果的に、リサイクルにかかるコスト全体が跳ね上がってしまうんです!

 

社会のことを思って分別するのに、これでは意味がなくなってしまいますよね。

そこで次は、容器の中をきれいに洗う方法をご紹介しますね!

 


食用油の入った瓶を正しく洗う方法

食用油の入った瓶を正しく洗う方法

油の容器って、口は小さいし細長いし、汚れはなかなか落ちないし…とにかく洗うのが面倒!

そう思っている方が多いと思います。

 

そんな方におススメしたいのが

  • 重曹
  • お湯

を使った洗い方。

  1. まず、ボトルや瓶をさかさまにして、出来るだけ油を出しきってしまいます。
  2. 重曹大さじ1を溶かしたお湯を、容器の半分くらいまで注ぎます。
  3. 容器の口を押えて、シャカシャカ振る!

あとはすすいで終わりです。

 

洗剤を使うと振ったときに泡立ってしまい、今度は洗剤をすすぐのが大変…ということになりがちです。

でも重曹を使うことでこんなに手軽に、すっきりと洗うことができます。

 

油容器のキャップを外す方法は?

油容器のキャップを外す方法は?

中をきれいにすること以上に面倒なのが、瓶容器の口についたキャップを外す作業。

ふたをくるっと回したり下にひっぱれば簡単に取れる…はずが、フタだけ取れてしまい、下の固い部分だけが残ってしまうこともしばしば。

 

そんなときに試していただきたいのが、

  • キャップ周辺をお湯で温める

という方法。

 

そもそもあのキャップは、製造の際、お湯で柔らかくしてから取り付けているのだそう。

それなら逆に、外す時もお湯で柔らかくすれば、外れやすくなるのは当たり前!ですよね。

 

お湯につけて柔らかくなったところをご家庭のはさみやスプーンの柄などでひっかけて、てこの原理で引き抜いてください。

それでも抜けない頑固なキャップは、しっかり引っ掛ける部分のついた栓抜きで抜いてしまうのもおススメです。

 

いずれの場合も、反動が付きすぎると危ないのであまり力を入れすぎないことがポイントです。

 


まとめ

油の入っていたプラスチックや瓶の容器。

どんな分別方法で捨てたらよいのか。

簡単にきれいにするには、どんなやり方があるのか。

 

いろいろご紹介してきましたが、個人的にはひとことで言うと

 

「油容器には、お湯だな!」

 

と思いました。

 

そもそも油を使って料理した鍋だって、お湯で洗ったほうが断然楽ですもんね。

容器に残った油だって、同じことなんでしょうね。

キャップを外すのにまでお湯が役立つなんて、なんて役に立つんでしょう、お湯!

 

最近ではえごま油やアマニ油、ココナッツオイルなど日常で使用する油の種類もぐっと増え、その分油の空き容器を捨てる機会も増えているかと思います。

 

そんな時、上手な捨て方を知っていると面倒な思いを少しでも減らすことができます。

それに、正しく分別することで、身近な社会や地球環境にぐっと貢献できるようになりますよね。

 

忙しい毎日のなかで自分の時間も上手に節約しつつ、しっかりエコにも気を配れる…そんなデキる現代人を目指していきましょう!

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