緊張して手や声が震えてしまうとき…ありますよね。
大勢の前で話さなくてはいけないときや、大切な話をするとき、気を遣う相手と話さなくてはいけないときなど…あがってしまうと困るような場面ほど、緊張してしまいがちです。
自分で「あがってしまった」と意識してしまうとますます緊張してしまい、落ち着かなきゃ、落ち着かなきゃ…と自分に言い聞かせるもののますますパニックに。
緊張さえしなければ…この震えさえ止まれば、もっと堂々と話すことができるし、仕事や人間関係でも成果を上げることができるのに…。
そんな歯がゆい経験をされたことがある方も、多いのではないでしょうか?
そんな経験が何度も積み重なってしまうと、ますます苦手意識を持ってしまってうまく話せなくなってしまい、悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。
人間ですから、場面や状況によって緊張してしまうのは仕方のないことです。
ですが、その緊張が震えになって出てしまうといろいろと支障が出てきてしまいますよね。
いつでも、だれの前でも震えずにカッコよく堂々と話したい!
そこで今回は、緊張したときの震えを止める方法と、あがり症を克服する方法についてお話ししたいと思います!
Contents
緊張した時に震えを止める方法
緊張したとき、自分の声や手が震えているのを自覚するとますます緊張してしまいますね。
相手にも緊張が伝わってしまって恥ずかしい思いをするかもしれません。
まずはこの震えを止めましょう。
腹式呼吸
基本中の基本ですが、まずは呼吸を意識してください。
緊張していると、いつの間にか呼吸は浅く、短くなっているものです。
呼吸を整えることでがちがちになっている体の緊張を整えることができます。
人間は息を吐くときに緊張が弛緩した状態になるので、特に息を吐くことを意識して行ってください。
手のグーパーを繰り返す
緊張が体に出るときというのは、交感神経が優位に働きすぎているため、意思に反して発汗や心拍数の増加、血圧の上昇、そして震えなどが起こります。
交感神経と副交感神経のバランスを整えるためには、「緊張」→「弛緩」の動作を繰り返すことで効果があります。
そのため、簡単にできる方法として手を強くギューッと握ってからパッと力を抜く、ということを繰り返すと良いでしょう。
体のどこかをつねる
いったん緊張してしまうと、そのことばかりに意識が集中してしまって悪循環に陥りやすくなります。
そういった場合には、一度意識をほかに向けるのが効果的です。
単純に、身体のどこかをつねるなどして痛みを与えると、緊張している対象から意識が一瞬逸れることで、フラットな状態に戻ります。
緊張しないようにする為には?
ある場面で緊張することが予想できるとき、何かあらかじめ緊張しないようにできる準備や工夫はないのでしょうか?
出来れば備えておきたいですよね、いくつかご紹介させていただきます。
イメージトレーニング
私たちの深層意識は、自分の頭に思い描いた思考や感情について「それが実際に起こったことであるか」「頭で考えただけのことなのか」判別ができないといわれています。
つまり、スピーチや話し合いがうまくいく場面をあらかじめイメージしておくことでそのイメージを実際の「成功体験」としてインプットしてくれるのです。
そして実際の場面で、「うまくいったことがあるから大丈夫」という深層心理が働き、緊張せずに臨みやすくなります。
イメージする際にはより詳細に、うまくいったときの自分の感情までイメージすると効果的です。
口の筋肉をほぐしておく
最初の一言がうまく出てこないと、そのことがきっかけで緊張につながってしまったりするものです。
あらかじめ、口がちゃんと動くように準備しておきましょう。
あくびをして口回りの筋肉の緊張を解くのも良いですし、口の中で舌をぐるぐる回す運動、ルルルルルルル…と巻き舌運動なども良いでしょう。
あがり症を克服する方法を紹介
ここまで、あがってしまうことに対しての対処法を見てきましたが、そもそも緊張してもあがらない自分になれたら、一番いいですよね。
そこで、あがり症自体に対する克服法をご紹介します。
体の緊張をほぐす
身体の緊張と心の緊張は密接にかかわっています。
緊張していると体ががちがちになるのと同じように、日頃から身体ががちがちになっていると心も緊張しやすくなります。
日頃から、身体の緊張を取るストレッチをおこなったり、腹式呼吸を身に着けたりしてほぐれた体づくりをしておくことが大切です。
自分を客観的に観察する
緊張してしまう根本は、自信のなさからきていることも多いものです。
どうして自信がないのか?それは、そもそも自分が自分のことをよくわかっていないため、その時の他人の反応がそのまま自己評価になってしまうからです。
これを防ぐには、自分の話している声や姿を、自分で客観的に見ることが効果的です。
自分の話す姿を動画に撮影し、観察してみてください。
そうすると、他人の目から見た自分の姿がよくわかります。
きっと、自分が思っているほど悪くはないな、と感じるでしょうし、客観的に見ることで「ここをこうしたらもっと良くなる」と冷静に考えることもできるでしょう。
初めは少し恥ずかしいかもしれませんが、自分に自信が持てるようになるのでぜひ試してみてください。
成功体験を積み重ねる
「場慣れする」という言い方がよく使われますが、やはり経験を積むのも効果的です。
さきほど触れたのですが、深層意識は現実と思考を区別できないため、イメージトレーニングでも同様の効果が期待できます。
まとめ
今回は、緊張したときの震えへの対処法と、あがり症克服についてお話させていただきました。
緊張が震えにつながってしまうのは交感神経をはじめとする身体の作用なので、それをほぐすにもやはり身体への働きかけが役に立つ、ということですね。
また、緊張しにくい体づくりと自分を客観的に知ることで、あがり症の克服につながることもわかりました。
緊張していても堂々と話すことができたら…。
コミュニケーションはそのほとんどが「話している内容」ではなく「印象」で決まるといいます。
相手から堂々とした態度に見えたら、いろいろな場面で有利に話をすることが出来そうですよね!
いつの間にか人生ちょっと得している…なんてこともあるかも?と期待しちゃいます♪
皆さんも、緊張してもきちんと話せるようになって、自分に自信をつけてみませんか?
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