ゴキブリは見るだけで不快だと感じる方もおられるのではないでしょうか。
一度遭遇して逃がしてしまい、どうしようと今現在悩んでおられる方もいるでしょう。
また、ゴキブリ対策としてうちに蚊取り線香があるけどゴキブリにも効果があるのかなどといった疑問をお持ちの方も多いのではないかと思います。
ゴキブリ退治の方法は数多いですが、遭遇した方の状況によっても対応は少しずつ変わってきます。
今回の記事ではそうしたゴキブリを撃退する方法や蚊取り線香はゴキブリに本当に効き目があるのか、部屋に入れないようにするにはどうすれば良いのかなどについて詳しくご紹介します。
Contents
ゴキブリに蚊取り線香が効果あるって実際のところはどうなの?
ゴキブリに蚊取り線香が効果があるのかという点ですが、結論からいうとほとんど無いと言って良いでしょう。
蚊取り線香には、ピレスロイドという蚊が苦手とする化学物質が入っており、その効果がで蚊を寄せ付けなくするという仕組みとなっています。
このピレスロイドですが、蚊以外のハエや蛾などには効くようですが、ゴキブリにはほとんど効果がありません。
蚊取り線香を用いてゴキブリを撃退したい場合は、かなり長時間ゴキブリにピレスロイドが含まれている蚊取り線香の煙を吸わせなければなりません。
ですので、蚊取り線香はゴキブリにはあまり効果がないと言えます。
蚊取り線香以外でゴキブリ忌避に使えるものは?
ゴキブリ対策の製品は多くあります。
この製品についてですが、それぞれいくつかの種類に大きく分けることができます。
忌避タイプ | 製品が発する香りの効果により、置くだけでゴキブリを寄せ付けないようにするもの。 |
---|---|
香りトラップタイプ | 中の容器に入っているゴキブリが好む香りの効果により、ゴキブリをおびき寄せ捕まえるもの。 |
スプレータイプ | スプレーで持続効果があるもの |
餌トラップタイプ | 容器の中にゴキブリが好む餌などを入っていることで、それを食べたゴキブリを撃退するもの。 |
くん煙剤タイプ | 煙でゴキブリを撃退・忌避するもの。 |
大きく分けるとこのような種類に分かれます。
それぞれの製品の特長を紹介します。
1. 忌避タイプ
まず1つ目についてですが、こちらはゴキブリが嫌いなハーブの香りなどが使用されることが多いです。
こちらの系統の商品の特徴はあくまでもゴキブリを寄せ付けないためのものであって、ゴキブリを撃退するものではありません。
2. 香りトラップタイプ
2つ目については、代表的なのはゴキブリホイホイです。
こちらは効果が強力で、ゴキブリが好きな香りでおびき寄せ、容器の中の接着剤で仕留めると言った仕組みとなっています。
お部屋にいない間にも何か対策をしたいという方にはオススメの製品です。
3. スプレータイプ
3つ目のスプレー系ですが、こちらにはノズルがついていることが多く、冷蔵庫や食器棚の隙間などにスプレーすることが可能です。
最近販売されたゴキブリワンプッシュなどでは、そうした隙間に一度スプレーするだけで、時間が経つとゴキブリが自ら出てきて外側で息絶えます。
さっとワンプッシュするだけでいいので、手間がかからず、時間がない方や突然ゴキブリが出てきたときにも対応できる製品です。
フマキラー ゴキブリ殺虫スプレー ワンプッシュ 20ml(約80回分)
4. 餌トラップタイプ
4つ目について有名なのはブラックキャップです。
黒い容器にゴキブリが好む餌が入っており、それを食べたゴキブリが息絶えるのはもちろんですが、その餌を食べたゴキブリの糞や死骸を食べた仲間のゴキブリも撃退できるのがこの製品の大きな特徴です。
使いたい場所に応じて、容器の形も薄いタイプのものや屋外のための色違いのタイプなどがあります。
またホウ酸団子も有名ですがこちらもこの分類に入り、ブラックキャップと仕組みはほぼ同じで製品の形状も似ています。
設置するだけで良いので、1番手軽にできるのもこのタイプになるでしょう。
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5. くん煙剤タイプ
5つ目は煙を使うタイプですが、こちらは少し他の使用手順が多いです。
通称、くん煙剤と呼ばれるこの製品ですが、使い方は容器の上のフタ部分を付属品を使ってこすって煙を起こすという方法を取ります。
煙が起こった後は、煙が部屋に充満するように放置させます。
この発生した煙にてお部屋にいるゴキブリを撃退してしまうのです。
煙が発生している間は、お部屋が使えなくなってしまうのでその点は注意しましょう。
ゴキブリはどこから侵入してきて、どこに住み着くの?
ゴキブリの侵入経路はお部屋の隙間から入ってきます。
主に、換気扇、エアコン、排水溝、キッチンの下の棚部分、玄関、窓となります。
換気扇
換気扇ですが、換気扇の吸気口部分に専用のフィルターなどをかけることが必要です。
エアコン
エアコンにおいては、こちらはエアコンとお部屋をつなぐホースの出入り口や室外機から侵入し、エアコンの送風口から出てくることが多いようです。
ですので、そのホースの入り口を網目の細かい布で塞いだり、室外機をごみ袋で覆うことが必要になります。
この穴を塞ぐための布を選ぶ際に注意したいのは、ゴキブリは1.5mm以上の隙間があると侵入できるので、それよりも網目の細かいものを選ぶことです。
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排水口
次は排水溝ですが、こちらはお風呂場やキッチン、洗濯機などの排水溝が挙げられます。
基本的には、お風呂場やキッチンなどの排水溝はトラップと呼ばれる水をためる場所のおかげで害虫の侵入を防ぐことができています。
ですが、このトラップが何らかの理由で水が乾いてしまったり、故障で水が十分に入っていない場合ですとそこからゴキブリが侵入してきてしまうのです。
ですのでこうしたトラップ部分は、お掃除の時に同時に点検しておくと良いでしょう。
ゴキブリはどこに沸く?
また、ゴキブリはどこに沸くかについてですが、こちらは冷蔵庫の下や、タンスと壁の隙間、キッチンの下の棚、エアコンの中などを住処とする場合が多いようです。
これらの場所の共通点は、その箇所が暗くて温かいことや湿気が多いことが挙げられます。
そのため、ゴキブリ対策製品にて対策をする場合は、これらのことを頭に入れた上で行うと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
よく目にする蚊取り線香はゴキブリには効果があるのかという問題ですが、実際はほとんど効果がないのです。
ゴキブリは大変嫌なものの一つだと思います。
筆者も一度部屋で遭遇したことがあり、初めての経験でとてもパニックになった覚えがあります。
また、お部屋で遭遇すると気になって夜に中々寝付けないことにもつながります。
今回の記事を読んで、見つけたときにすぐ撃退したい方や遭遇するときのために準備をしておこうという方、また、まだゴキブリに遭遇したことがない方などもぜひ参考にして頂けたら幸いです。
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