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神社を複数参拝すると神様は喧嘩する?正しい参拝方法は?

みなさん、年が明けると神社に初詣に行きますよね。

まずは家の近くの神社で早々にお参りをして、実家に帰って家族と地元の神社へ行き、友達と一緒にまた別の神社で参拝・・そんな経験があるのはわたしだけではないと思います。

 

けれど、こんな話を聞いたことがありませんか?

「たくさんの神社を参拝して回ると神様が喧嘩するから良くない!」

 

神社を参拝するのは一カ所にした方が良いの?

神様が喧嘩するって本当?

 

答えによってはきっと来年の初詣の計画が変わってきてしまう・・

今回は神社を複数参拝すると神様は喧嘩してしまうのか、そして正しい参拝の仕方についてもまとめました!!

 


神社を複数参拝するのは大丈夫?

神社を複数参拝するのは大丈夫?

神社に行って神様にお願い事をする機会って、意外とたくさんありますよね。

 

交通安全、縁結び、金運上昇、学業成就・・お願い事も様々なら、お願いをする神様も一人ではありません。

出来ればそのことに関わる神様に祈願したいものです。

 

では、「複数の神社参拝をすると神様が喧嘩する」は本当なのでしょうか?

いいえ、実はこれ迷信なんです。

 

地域によっては三社参りや七福神参り・千日参りなどのように、複数の神社を参拝する風習があることからいっても、この噂は根拠のないものだと言えます。

 

様々な神社へ参拝に行く神主さんがいたり、時代をさかのぼると鎌倉時代からいくつかの神社を参拝していたという記録もあるそうですよ!

 

信仰の仕方であったり考え方はそれぞれなので一概にどれが正しいとは言えませんが、複数の神社を参拝することに特に問題はありません。

 

日本には「八百万(やおよろず)の神」、つまり無限に近い程多くの神様がいるとされていて、一人一人異なる力(学問、縁結び、子宝など)を持っています。

そのため神社を複数まわり、内容の違うことを祈願しても大丈夫なのです!

 

では、なぜ複数の神社を参拝するのが良くないとされているのでしょうか?

それは自身で努力をしないで神頼みになること、神様に日々の感謝をしないで御利益だけ望み多くの神社を参拝する行為が良くないとされているからです。

 

神社で参拝するときには感謝の気持ちを忘れずにしっかりお参りしたいですね!

 


神社の正しい参拝方法!

神社の正しい参拝方法!

何度となく神社への参拝は経験しているかもしれませんが、正しい参拝の仕方は知っていますか?

なんとなくは・・という方も多いのではないでしょうか。

それでは神社を参拝するときの正しい作法を説明しますね!!

 

鳥居で一礼する

神社にお参りする際にまずは鳥居をくぐりますが、その前に一礼しましょう。

鳥居は本殿から離れたところにあるものから数えて、「一の鳥居」「二の鳥居」というように数が大きくなるたび本殿に近づきます。

 

数字の順番に、鳥居を一つくぐるたびに一礼をしてくださいね。

 

参道の端を歩く

境内につづく参道の中央は「正中」と言い、神様の通り道です。

そのため、参拝者は中央でなく端を歩くのが礼儀とされています。

 

ただし、参道が混み合っていて正中を避けられない場合もありますので、そのときは通っても大丈夫ですよ!

 

手と口を手水舎で清める

穢れを落として身を清める儀式として、手と口を清めましょう。

  1. 柄杓を右手で持って左手を流す。
  2. 左手に柄杓を持ち替え、右手を流す。
  3. 右手に柄杓を持ち替えて左手で水を受け、口をすすぐ。
  4. 左手を流す。
  5. 柄杓を縦にして残った水を使い柄杓の柄を流す。

①から⑤までの一連の流れは、一杯分の水で行いましょう!

お賽銭を入れる

先ほど正中の説明をしましたが、賽銭箱は真ん中に立っても問題ありません!

 

神様に供えるお賽銭は、丁寧に入れるようにしてくださいね。

鈴やドラは神様を招く意味を持っているので、祈願する前に鳴らしましょう。

 

二礼二拍手一礼をする

神様への挨拶の作法を説明します!

  1. 2回お辞儀する(二礼)。
  2. 両手を合わせて右手を少し下に引き、2回手を打つ(二拍手)。
  3. 両手を合わせて祈願する。
  4. 1回お辞儀する(一礼)。

 

神社によって拝礼方法が異なるところがあるので、参拝する神社に合わせた参拝をしてください!!

 

最近では御朱印集めをする人が増えていて話題になっていますが、御朱印を頂く場合には参拝をした後にしましょう。

 

お守りは複数持っていても良い?

お守りは複数持っていても良い?

お守りにも色々な種類がありますよね。

家内安全、無病息災、厄除け、安産、交通安全・・

 

たくさんのお守りを持っている人もいるかと思いますが、複数持っていても大丈夫です!

 

そのお守りに関わる場所につけると良いそうですよ。

安産のお守りなら腹帯や母子手帳のケースに入れたり、お金に関わる物なら財布の中に入れたり、厄除けなら肌身離さずに持ち歩きたいですね。

 

持ち歩かない場合は、目線よりも高い位置にある綺麗な、よく見えるところが良いとのこと。

感覚としては神棚と同じと思えば間違いありません。

 

お守りは記念品などではないので、神様に守って頂くことへの感謝の気持ちを忘れないようにしましょう!!

 


まとめ

今回は複数の神社を参拝しても大丈夫なのかと、正しい参拝方法について書かせて頂きました!

「神様が喧嘩する」というのは迷信だったんですね!

 

たしかにわたしたちを見守ってくれたり、お願い事を聞いてくれる神様の心がそんなに狭いわけありませんよね。

正しい参拝方法も見直すことが出来たので、次に参拝の機会があるときには実践してみてくださいね!

 

わたしもそのときは正しい方法で、感謝の気持ちを忘れずに行いたいと思います。

 

この記事があなたのお役にたてたら幸いです!
 

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