ストッキングって、履いているとすっごくかゆくなること、ないですか?
社会人女子として必須アイテムのストッキング、職種によっては毎日履いているという人も多いのではないでしょうか?
履くたび必ずかゆくなる…というわけではなくても、いったんかゆくなるとなかなか治まらないので、その日1日を非常に不快な気分で過ごさなくてはいけなくなることも。
かゆみの原因であるストッキングを脱いでしまえば…って、オフィスや客先で生足をさらす度胸はないですね、私個人の感想ですが…。
さてさてそんな厄介なストッキングのかゆみ、出来ればオサラバしてしまいたいですよね。
毎日履かなきゃいけないものだからこそ、快適に使用したいものです。
そこで今回は、ストッキングで痒くなってしまう原因とその対策について、お話していきたいと思います!
ストッキングがかゆい原因は?
乾燥によるもの
まず、肌が乾燥した状態の場合はかゆみが起きやすいです。
肌が乾燥している状態というのは、言い換えれば肌のバリア層のバランスが崩れた状態…つまり肌の防御力が下がった状態です。
乾燥した肌は、わずかな刺激に対しても過敏に反応しやすい状態であるといえます。
足って、一日中動かしてますよね。
すると、足の皮膚とストッキングの間で一日中摩擦が起きている状態になりますね。
スポンジで体をこすっているところを想像してください。
肌が乾燥して皮脂がない状態というのは、水も石鹸もつけずにこすっているような状態です。
そりゃかゆくなりそうだ!と想像できますね。
機械的蕁麻疹
ストッキングに限ったことではなく、ブラジャーやショーツなど肌に直接触れる下着でよく起こる症状に、機械的蕁麻疹というものがあります。
下着の中の締め付けの強い部分が、夏場汗をかいた状態でこすれるなどして水膨れのようになったことはないですか?
それが、機械的蕁麻疹です。
肌に物理的な刺激が加わることで起き、ストッキングでも腰などの締め付け部分で起きます。
かゆみが強く出ることもあるので注意が必要です。
静電気
バチっとくるものばかりが静電気ではありません。
もっとその手前の、産毛がほわほわするような弱い静電気が、足の皮膚とストッキングの間で発生し、ピリピリするようなかゆみを生じている可能性もあります。
皮膚はプラスの電気を帯びやすいのですが、合成繊維の中にはマイナスの電気を帯びやすいものも多くあります。
プラスの電気とマイナスの電気が接することで静電気が発生するので、その静電気を「かゆみ」と認識している可能性があります。
ストッキングがかゆいときの対策は?
保湿クリーム
乾燥が原因のかゆみと、静電気が原因のかゆみにも効果があります。
足の皮膚に油脂のバリアが張られていれば、摩擦による刺激から守られ、また静電気も起きにくい状態になります。
日頃からのケアとして、足の保湿に気を使ってみてはどうでしょうか?
かゆみ対策としてはボディバターのような油分の高いものがおススメです。
化学繊維を避ける
化学繊維が肌に直接触れることの問題は、摩擦や静電気の原因になることだけではありません。
化学繊維が作られる過程で繊維に添加されているさまざまな化合物があります。
それらも直接肌に触れることになるのですが、人によってはある特定の化学物質に対して過敏症を持っている場合があります。
化学繊維に含まれる化学物質に触れることで、知らないうちにアレルギーを引き起こしている可能性もあるのです。
そのため、比較的その心配が起こりにくい天然素材のストッキングを使用したほうが、心配は少なくなります。
冷やす
もし、かゆみが出てしまった場合…かゆいからといってぼりぼりかいてしまうのは、事態を悪化させるだけなのでやめたほうが無難です。
掻いてしまうことで皮膚を傷つけるので、皮膚のバリア機能はさらに落ちてしまいます。
それに、掻くと脳にかゆみ信号を出すヒスタミンが出てしまうので、ますます痒くなってしまうなんてことも。
そこで、痒くなってしまった部分は一度冷やして、かゆみを感じる神経を麻痺させてしまうのがおすすめです。
しばらく冷やしているうちに、かゆみも落ち着いてくるはずです。
痒くならないストッキングは?
そもそもかゆくなりにくいストッキングを使うようにすれば、日々のかゆみ対策に関する気遣いもかなり減らせそうですよね。
先ほども言いましたが、かゆみ対策には天然繊維のストッキングがおすすめです。
伸縮性の問題があるので、ストッキングに使用できる天然繊維は限られているのですが、シルクのストッキングは良いようです。
実際に着用した人の声も、
「肌あたりがシルクでなめらか、気持ちいい」
「アトピー持ちでも快適に履ける」
という効果を実感していることが感じられるものが多いですね。
また、機械的蕁麻疹を防ぐために締め付けがきつくなりすぎないサイズ選択も大切でしょう。
まとめ
今回は、ストッキングを履くとかゆくなる原因とその対策について、お話いたしました。
なんにせよ、かゆみにとって肌の乾燥は大敵!ということですね。
毎日の保湿ケアも大切ですが、初めからかゆみの出にくいストッキングもあることが分かったので、そちらを使用するとぐっと楽かもしれませんね。
ストッキングを履いていて、かゆくなってくるとついごりごりと掻いてしまうんですが、その時に爪が引っかかったりなんかすると…最悪ですよね…。
あっという間に破れてしまって、とても人前に出られるような状態じゃなくなったり…。
というか、ストッキングをしょっちゅう破ってしまっていたら、買いなおすお金もバカになりませんね。
そんな悲しい事態を防ぐためにも、皆さん、かゆみの原因をしっかり把握して、対策していきましょう♪
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