みなさんは、洗濯槽の掃除はどのように行っていますか?
毎日着る服を洗濯する洗濯機の洗濯槽は、目には見えない部分ですが、意外にもたくさんの汚れがたまっていて、掃除をしないでいるととても汚いんですよ。
洗濯をしているのに、余計に服にカビや菌などの汚れをつけてしまうなんてことにもなりかねません。
洗濯槽の汚れやカビは、どのように洗えばいいのでしょうか?
また、どれくらいの頻度での掃除が必要なのでしょう?
今回は、そんな洗濯槽の洗い方や掃除頻度などについて、ご紹介したいと思います。
洗濯槽の汚れを簡単に落とす洗い方は?
洗濯槽の汚れは放っておくと、どんどんカビが増えていき、菌が大量発生してしまいます。
洗濯槽の掃除は、実は自宅でも簡単に出来るんですよ。
では、洗濯槽の汚れの落とし方をご紹介しましょう。
洗濯槽の掃除の方法
必要なもの
- 酸素系漂白剤
- ゴミ取りネット
- お湯
掃除の仕方
- まず、洗濯機の中に50℃くらいのお湯をたっぷりためます。
- 酸素系漂白剤を500g~1kgほど入れる
- 洗いコースで洗濯機を2分ほど回す
- そのまま一晩つけ置きしておく
- つけ置き後、浮いているカビをゴミ取りネットで取り除く
- もう一度洗いコースで洗濯機を2分ほど回す
- カビをゴミ取りネットで取り除く
- カビを取り除きつつ、カビが出なくなるまですすぎコースで洗濯機を回す
- 最後に何も入れずに淡いから脱水までのコースで洗濯機を回す
これで、洗濯槽の掃除は完了です。
注意しなければいけないのが、漂白剤には酸素系の漂白剤と塩素系の漂白剤がありますが、洗濯槽の掃除で使うのは酸素系の漂白剤だということです。
塩素系の漂白剤はカビの予防にはなりますが、できてしまったカビの掃除には向いていません。
必ず酸素系の漂白剤を使って掃除しましょう。
また、カビは時々取り除いておかないと、また裏側に入り込んでしまうので、洗濯機を回すごとにカビはゴミ取りネットですくい取りましょう。
洗濯槽はどのくらいの頻度で掃除が必要?
洗濯槽の掃除はつい忘れがちですが、理想の掃除頻度は1~2か月に1回だそうです。
放っておくとすぐにカビは発生してしまうので、そのまま洗濯すると、カビや菌がせっかく洗濯した服についてしまいます。
洗濯機をキレイに清潔に使うには1~2か月には1回ほどの頻度で、正しく洗濯槽を掃除しないといけません。
また、洗濯槽だけでなく、糸くずフィルターや乾燥フィルターなど、汚れのたまりやすい場所は毎日掃除することをおすすめします。
洗濯機は意外にも汚れやすく、目に見えていない部分はとても汚いので、定期的に掃除をしてキレイに保ちましょう。
洗濯槽のカビ予防策を紹介!
洗濯槽のカビを予防するには、まずは洗濯機の中の湿度をできるだけ低く保っておく必要があります。
カビは湿度の高い場所を好んで繁殖するので、洗濯後は必ず洗濯機のフタを開けて中を乾かすようにしましょう。
また、高温でも死滅するので、乾燥機能を使えば湿度も下げることができて熱を与えることもできて、一石二鳥です。
お風呂の残り湯を使って洗濯をしていても、カビは発生しやすくなります。
お風呂の残り湯にはすでに大量の菌がいますので、その水で洗濯をしてしまうと菌を服に移しているようなものなんです。
出来るだけ、お風呂の残り湯は使わずに洗濯するようにしましょう。
もう一つの予防方法が、カビのエサとなるものをできるだけなくす方法です。
カビは、服についた食べかすや石鹸かすなどを好んで食べます。
なので洗濯機に入れる前に服に食べこぼしなどがついていないか確認してから入れ、洗剤も適切な量だけを入れるようにしましょう。
定期的に洗濯槽を掃除して、洗濯機の中の湿度や温度、食べこぼしなどのエサとなるものに注意をするだけで、洗濯槽のカビは最小限に抑えることができます。
服についたカビは不衛生なだけでなく、乾燥して吸い込んでしまうと、病気の元となることもあります。
カビを発生させないためには少し面倒かもしれませんが、手間を惜しまずカビに水分やエサを与えないようにしましょう。
まとめ
洗濯槽の掃除は、
- 酸素系漂白剤とゴミ取りネットを使って行う
- 塩素系漂白剤はすでにできてしまったカビの掃除には向いていない
- こまめにカビをすくい取る
- 1~2か月に1回の頻度で掃除する
- 洗濯機の中の湿度が上がらないように、洗濯後はフタを開けて乾かす
- 乾燥機能を使うと、カビの予防になる
- 洗濯前に服に食べかすがついていないか確認し、洗剤を入れすぎないように注意することでカビを予防できる
- お風呂の残り湯で洗濯しない
ということでした。
わたしもあまり洗濯槽の掃除はしていませんでしたが、こんなに汚れがたまりやすいものだったんですね。
すぐに掃除しようと思いますが、どれだけカビが浮いてくるのか少し怖いです。
洗濯槽にできたカビはせっかく洗濯した服を汚し、さらに吸い込むと病気になってしまう可能性もあります。
洗濯槽のカビ、は食べかすのチェックや乾燥させることで発生を予防し、定期的に正しい方法で掃除を行って、清潔でキレイな状態を保ってくださいね。
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