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健康の悩み

コンタクトを付けたまま昼寝をしても大丈夫?一時的に外すことは可能?

コンタクトを使用している人は、
 

一度はコンタクトを付けたまま寝てしまった経験がありませんか?

 

だめだとはわかっていても、眠気には勝つことはできません。

しかし、コンタクトを付けたまま寝てはいけないとよく言われています。

 

実際にコンタクトを付けたまま寝ても何かあることはあまりないと思いますが、付けたまま寝てしまうとどうなるのでしょう?

 

今回は、そんなコンタクトを付けたまま寝てしまった時のリスクや対処法などをご紹介したいと思います。

 


コンタクトを付けたまま昼寝をした時のリスク

コンタクトを付けたまま昼寝をした時のリスク

寝ている間も閉じた瞼の中で眼球は動いているので、コンタクトがずれて、裏側に入り込んでしまうこともあります。

目の裏側に入り込んでしまったコンタクトレンズは簡単に取り出すことはできず、違和感のあるまま気づかずに生活していることもあります。

 

また、コンタクトを付けたまま寝てしまうと、実は最悪失明してしまう恐れがあります。

コンタクトレンズを付けていると、目が酸素に触れられないので、酸素不足になります。

瞬きができない寝ている間はさらに酸素不足になり、目が酸欠状態になってしまいます。

 

身体の細胞は呼吸をしていて、目の細胞も同じように呼吸をしていますが、酸素がないと呼吸をすることができません。

 

そうなると細胞分裂や再生が行われなくなり、逆に細菌が繁殖するようになります。

米疾病対策センター(CDC)によるとコンタクトレンズを装着したまま寝ると重篤な眼の感染症リスクがなんと6~8倍にまで高まるそうです!

 

めっちゃ怖い!!

 

細菌が増えると目が炎症を起こし、さまざまな感染症を引き起こすこともあり、ひどくなるとそのまま視界が白く濁って、最後は見えなくなってしまうのです。

 

また、感染症にまではならなくても、寝てる間にコンタクトをつけっぱなしにすることで角膜の酸素不足が持続すると、角膜内皮細胞が減少します。

その結果、将来白内障の手術などを受ける際に支障が出る可能性があります。

 

角膜内皮細胞は一度減少すると再生しないため、角膜移植しないと視力が回復しないことになってしまうかもしれません。

 

失明してしまうことまでは滅多にありませんが、確実に悪い影響があることを考えると、絶対に着けたまま寝る行為はやめるべきだとわかりますね。

 

30分くらいなら大丈夫?

コンタクトのまま寝てしまうのがどれだけ危険かご紹介いたしましたが、30分ほどの短い時間ならどうなのでしょう?

 

調べたところ、やはり、眼科医さんによると、30分でもコンタクトを付けたまま寝てしまうのは、よくないとのことです。

 

その30分の間は目が呼吸をできていないということですからね。

 

人間でも少しの間呼吸ができないと苦しくなりますが、目も酸欠状態になります。

安全に使用するためには、たとえ短い時間の間でも眠るときはコンタクトは外して寝ましょう。

 

たとえ自覚症状がなくても確実に角膜細胞は減ってるそうですからね。

 


ワンデーコンタクトを一時的に外す良い方法はあるの?

ワンデーコンタクトを一時的に外す良い方法はあるの?

結論から言うと、ワンデーコンタクトを一時的に外してまたつける安全な方法はありません。

 

ワンデーコンタクトは、基本的に使い捨て用で作られています。

名前だけだと1日用で、その日のうちならまた使っても大丈夫なように感じますが、これは間違いです。

 

ワンデーコンタクトは、一度外してしまうと、それをまた目に付けるのは非常に危険です。

長期用のコンタクトレンズに比べ頑丈ではないので、保存にも向いていません。

また、外したコンタクトにはたくさんの細菌が付着しているので、洗浄ができないワンデーコンタクトレンズは何度も繰り返しつけると目に細菌を取り入れているようなものなんです。

 

かといって、先ほどにもご紹介したように、付けたまま寝てしまうと最悪失明してしまうリスクもあります。

 

ワンデーコンタクトを付けているときに寝たくなってしまったら、コンタクトを取り外すこと。

そして、そのコンタクトは使わずに、起きた時は新しいコンタクトを付けることが、唯一安全な方法です。

 

もったいないと感じてしまうかもしれませんが、この手間を惜しんだせいで失明してしまってから後悔しても遅いですよね。

ワンデーコンタクトは、一度外したら必ず新しいものに取り換えるようにしましょう。

 

コンタクトを付けたまま寝てしまった時の対処法!

コンタクトを付けたまま寝てしまった時の対処法!

コンタクトを付けたまま寝てしまった時に起こるのは、コンタクトが目に張り付いて離れないトラブルと、目の裏側に入り込んで取れなくなってしまうトラブルの二つが考えられます。

 

目にコンタクトが張り付いてしまうのは、目が乾燥して水分がなくなり、コンタクトと真の間に隙間がなくなるからです。

 

これを解決するには、目に水分を与えてあげましょう。

 

どこでも行える対処法としては、目薬を差すことです。

すぐに目に水分がいきわたるので、コンタクトを取りやすくなります。

 

この時に普通の目薬だとコンタクトに刺激が強いものもありますので、必ずコンタクト用の目薬を使用してくださいね。

 

もうひとつは、洗面器の中に水をため、その中で瞬きをすることです。

この方法は、頑固に張り付いたコンタクトもとることができるおすすめの方法です。

 

しかし、女性の場合はメイクが落ちてしまいますし、何より家でないと行えません。

家でつい眠ってしまった時は、ぜひ試してみてください。

 

コンタクトが目の裏側に入り込んで見つからない時は、目の構造上完全に裏側に入ることはありえませんので、どこかにはあるはずです。

 

目を左右上下に動かして、ずれてしまったコンタクトを探してください。

動かすことでコンタクトが元の位置に戻ってくることもあります。

 

どうしても見つからない時は、放置しておくと危険なので、眼科を受診して取ってもらってくださいね。

また張り付いてしまった取れないときも無理せず眼科を受診して撮ってもらいましょう。

 

目に違和感がないからといって、寝ている間にとれたかもと勝手な判断で終わらせないようにしてください。

目は一生使う大事な器官ですから。

 


まとめ

コンタクトレンズは、

  • 付けたまま寝ると感染症や失明のリスクがある
  • ワンデーコンタクトは一度外すと新しいものに取り換える
  • 付けたまま寝てしまって目に張り付いた時は、目に水分を与える
  • 目の裏側に入って見つからない時は、左右上下に動かして探し、取れない場合は眼科を受診する

ということでした。

 

わたしも、ついコンタクトを付けたまま寝てしまうことがあるので、正直調べてビビりました。

気をつけないといけませんね…。

 

コンタクトのまま寝てしまうのは、危険がいっぱいです。

眠たくなった時は寝る前にコンタクトを外す習慣をつけて、大事な目を守りましょう。

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