もうそろそろ卒園・卒業のシーズンになりますね。
そして始まるのが新年度。
新年度は初めてのことだらけで、子供はもちろんまわりの大人たちも何かと落ち着きませんよね。
そしてそんな中、学年が変わるとやってくるのが家庭訪問です。
数ある学校行事の中でも、家に先生を迎える家庭訪問はいつもと違う緊張感があります。
「お茶は自分の分も出した方が良いの?」
「どんなタイミングでお茶を出したらいいの?」
「マナーがなってないなんて思われたくない!!」
こんな思いを抱えつつも人に聞くのもちょっと恥ずかしい・・
そこで今回は、家庭訪問の時に自分の分のお茶は出した方が良いのか、お茶出しするタイミングやマナーについてまとめました!!
Contents
家庭訪問のお茶出しは自分の分は必要?
結論をまず言ってしまうと・・お茶は自分の分も必要です!
なぜ自分の分のお茶も必要か。
実は先生にお茶を出しても、断られることや飲んでもらえないケースも多くあります。
しかし常識として、こちらの分のお茶が用意されていなければお客様はお茶を飲めません。
そのため、先生にスムーズにお茶を飲んでもらうためにも、
自分は喉が渇いていなかったとしても、先生にお茶を勧める時にこちらが先に口をつけるようにしましょう。
ちなみに子供も同席する場合もありますが、子供の分は用意しなくても大丈夫です。
先生は学校の決まりなどで「お茶やお菓子を頂いてはいけない」ということがあったり、各家庭で頂くとおなかがいっぱいになってしまう、トイレが近くなるなど様々な理由でお茶を断ることがあります。
その際は無理に勧めることのないようにしてくださいね。
家庭訪問のお茶出しのマナー
せっかく家庭訪問で子供のために来てくれた先生に失礼なことはしたくないですし、マナーのなっていない家だと思われたくもありませんよね。
家庭訪問でのお茶出しのマナーにはどんなものがあるのでしょうか?
気を付けるべきことを一つずつご紹介していきます!
1. 先生を待たせない
先生が一日にまわる家庭訪問の件数は一件ではありません。
自分の家が終わった後次の家に向かうわけですし、もし最後の家だったとしても先生の仕事はまだ残っているはずです。
10~15分の貴重な時間を、丁寧にお茶出しをすることで削ってしまってはもったいないですよね。
先生が家に着いてすぐに出せるように準備をしておきましょう。
家庭訪問はある程度時間が決まっているとはいえ、スケジュール通りには進まないことがほとんどです。
早く着いてしまったとしても慌てないよう準備をしてくださいね!!
2. 気候に合わせた物を出す
春先の家庭訪問では、暑い日や少し涼しい日など、日によって気候が違います。
その日の気候に合わせた飲み物を用意しておきましょう!
暑い日
お盆、カップ、茶托、冷やしぼりを二人分用意しておき、飲み物は作り置きしてある冷茶やペットボトルの冷茶です。
先生が来たらすぐに注いで出せるようにしておきましょう。
寒い日
お盆、急須、湯呑、茶托、おしぼりを二人分用意しておき、お湯をポットに沸かしておきます。
飲み物は温かいお茶が良いでしょう。
コーヒーや紅茶も良いかもしれませんが、好みが分かれるため緑茶を用意しておくのが無難です。
家庭訪問のお茶出しのタイミング
それでは次に気になるお茶を出すタイミングについてです!!
先生を席に案内して座ってもらってから、お茶の準備をしにいきましょう。
席に着いたら衣服を整えたり資料を出したりするはずなので、その間にお茶出しをします。
- 冷茶・・カップにお茶を注いで、お盆にお茶、茶托、冷やしぼりを乗せて持って行きます。
- 緑茶・・急須にお湯を注いで、湯呑、茶托、おしぼりをお盆に乗せて持って行きます。
お子さんが同席しているようなら、片付けをお子さんにしてもらうのも良いですね!
お茶出しのタイミングについては以上のとおりですが、出すときにコップが濡れていないか確認する・「お茶は左、おしぼりは右」などにも注意が必要です。
慌ててしまったり緊張していると普段からしていることでもウッカリ!!なんてこともあるので、頭にいれておきましょう!
家庭訪問におすすめのお茶菓子
家庭訪問でお茶と一緒に出すお茶菓子はどのような物が良いのでしょうか?
おすすめのお茶菓子をご紹介します!
洋菓子店のお菓子
洋菓子店やパン屋にいくと、贈答用の洋菓子がばら売りされていますよね。
「近所で評判なんですよ」と、話題も広がります!
コンビニスイーツ
忙しい中洋菓子店に行く時間がなくても、コンビニだったら買いにいきやすいです!
コンビニスイーツは手軽な上にどれも個包装になっているので重宝します。
おせんべいやチョコレート
色々と言いましたが・・市販のお菓子でも十分です!
個包装されているお菓子ならもし先生が手をつけなかったとしてもあとでお子さんや自分のおやつに出来ますよ!
ケーキやシュークリームなどを出すご家庭もあるかもしれませんが、先生が断らなければならない時にとても気を遣わせてしまうので避けた方が良いでしょう。
また、手作りのものでもてなしたいという場合も、手作りのものが苦手な人もいるので市販のものをお茶菓子として出した方が良いです。
まとめ
今回は、家庭訪問のお茶菓子は自分の分は必要か、お茶出しのマナーについて書かせていただきました!
家庭訪問では、先生の分だけでなく自分の分も必要だと言うことがわかりました。
お客様にお茶を勧めるときは自分が先に口をつけるというのもマナーの一つなんですね。
これは家庭訪問だけでなくて、普段の来客の時にも必要なマナーなので、しっかり心得ておきたいと思います!!
子供のために家庭訪問に来てくれた先生にも気持ちよく帰って頂くためにも、印象を悪くしないためにも、大人としてのマナーはしっかり守りたいところですね。
この記事があなたのお役にたてたら幸いです!
こちらの記事も合わせておすすめです。
家庭訪問を玄関先で済ませる時のマナーは?立ち話?座布団は出して座らせる?
スポンサーリンク
マナーカテゴリーでは、日常生活や冠婚葬祭などで出くわすマナーについての記事を掲載しています。
たとえば
「「お大事に」と言われたときの返し方」
「友達の親のお通夜は行くべきか」
「家庭訪問を玄関先で済ませる時のマナー」
など。
マナーについて知りたい方はぜひ他の記事も見てみてください。
スポンサーリンク