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パラチノースってどんな甘味料で危険性はどれくらい?

パラチノース

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%84%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9#/media/File:Isomaltulose_structure.svg
 

パラチノースは、どういった特徴を持つ人工甘味料なの?

パラチノースの危険性ってなに?
 

パラチノースはその特徴から、ある食品にも使用されていたことのある人工甘味料として知られています。

キシリトールなどの人工甘味料とは違い、あまりその名称自体もご存知ない方もいるのではないでしょうか。
 

今回の記事では、そのようなパラチノースの特徴についてやその危険性、今現在世界中で使用されている人工甘味料の危険性についてまとめました。

ぜひ、最後まで読んでいただけたらと思います。


人工甘味料「パラチノース」の特徴

ここでは、パラチノース について詳しく見ていきます。

パラチノース(イソマルツール)は、砂糖から生成される甘味料で、味も砂糖とよく似たものとなっています。
 

また、砂糖から作られるため、砂糖と形状もとても類似したものとなっています。

化合物としての一般的名称な名称は、イソマルツールで、パラチノースという名前はそれを作った企業の登録商標となっています。
 

砂糖とは、違い、摂取しても、血糖値やインスリンの急激な値の変化が生じないため、様々な製品に使用されている物質です。

特徴として、砂糖などとは異なり、小腸で時間をかけて吸収されるということが挙げられます。
 

これにより、摂取による下痢が起きにくいという特徴も持ちます。

また、パラチノースは、内臓脂肪が溜まってしまうのを防いだり、血圧の低下を助けてくれたり、集中力の向上などの効果があります。
 

他にも摂取すると、α波が放出されることによりリラックス効果もあるとされています。

また、このパラチノースはそうした効果から特定保健用食品にも使用されています。
 

ですので、食事後の血糖値が気になる方は、通常のお砂糖を使用する代わりに、このパラチノース を使用することもオススメです。


パラチノースの危険性は?

この項では、パラチノースの危険性についてご説明していきます!

パラチノースの危険性についてですが、危険性はほとんどないとされています。
 

ある研究では、パラチノースを短い期間で多く摂取した場合などでも、人の体に害を及ぼすようなことはなかったとの結果が出ています。

ただ、大量に摂取してしまうと、お腹がくだることもありますので、過剰に摂取するようなことは避けるようにしましょう。

パラチノースは虫歯につながるってほんと?

パラチノースは、虫歯にならない人口甘味料として知られています。

パラチノースのその特性から、以前には、ガムに使用されていたほどです。
 

虫歯菌は、栄養分としてはこのパラチノースを扱わないため、虫歯にもなりにくいのです。

そうした効果から、糖尿病の患者さんに対して、このパラチノースは、砂糖の代わりとしても用いられています。
 

現在でも、ガムなどの食品に多く使用されている物質となっています。


人工甘味料の危険性を詳しく知ろう!

では、一般的な人工甘味料自体の危険性を詳しく知って、正しく活用できるようにしましょう!

まず、人工甘味料と糖尿病の関連についてですが、これは、少々その関連も疑われているものとなっています。
 

ある研究では、サッカリン(人工甘味料の1つ)をマウスに与えたところ、耐糖能と呼ばれる機能に異常が生じてしまいました。
 

この耐糖能とは、糖分を摂取した後の血糖値の上昇を正常化する機能のことで、この機能が低下してしまうと、糖尿病に至ってしまうとされているものです。
 

また別の大規模な研究では、人工甘味料をたくさん摂っている人に、肥満の人が多かったという結果も出ています。

ですが、この両者の研究には、その結果や研究の方法に関して疑問の声も上がっています。
 

前者のマウスの実験を人にも行った研究については、その研究方法について、とても大量にサッカリンを人に飲ませたという実験方法をとっているため、それだけ大量にサッカリンを摂取すれば、人体に影響は出てもおかしくないのではないかという批判があります。
 

後者の研究については、肥満や太り気味の人は、普段から痩せないようにと、ノンカロリーのものを摂取しようとするため、必然的に、肥満や太り気味の人は人工甘味料の摂取量が増えるのではないかという批判があります。
 

他にも、キシリトールやアセスルファムカリウム、スクラロースなどの多くの人工甘味料が存在していますが、これらの人工甘味料を摂取する際は、規定量を守って使用するようにしましょう。
 

こうした人工甘味料の中には危険なものもあるため、事前にきちんと調べて、正しい知識を持つようにしましょう。

まとめ

パラチノースは、摂取しても血糖値が上がりにくいという特徴から、食事でお砂糖を使用する代わりに用いることがオススメできることが分かりました。

ですが、大量に摂取するとお腹が降ってしまうこともありますので、その点は注意する必要があります。
 

また、パラチノースに限らず、今現在世界では多くの人工甘味料が使用されています。

実際に使用する際は規定量は守るようにし、また、各人工甘味料についてよく調べて正しい知識を持った上で、使用するようにしましょう。
 

人工甘味料の特徴についておさえておきたい方、これから人工甘味料を使用する予定の方などは、ぜひ、ご参考にしていただけたら幸いです。
 

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