良くないことが続くときの対処法のひとつとして、厄払いがありますよね。
厄払いに行くとなると、一人ではなんだか不安な方で、
付き添いに来てほしい
人も多いのではないでしょうか。
わたしも一人ではきっと怖くて行けません。
しかし、厄払いに付添人がくると、「厄がうつる」ともいわれています。
もしも厄払いの付き添いで厄が移ってしまうのなら、付き添いに連れてくるわけにもいかなくなります。
実際のところ、厄払いに付き添い人が居るのは本当に厄が移り、よくないのでしょうか?
また、付き添いで行くとすると、服装や料金はどうすればいいのでしょうか?
今回は、そんな厄払いの付き添いは居ても大丈夫なのか、行くときの注意点などをご紹介したいと思います。
厄払いに付添人が居ても大丈夫?
じつは「厄払いの付き添いで厄がうつる」というのはただのうわさで、本当に厄がうつることはないそうです。
厄払いは一人で来ている人の方が少なく、付添人の方に一緒に来てもらっている人がたくさんいます。
やはりみなさん一人での厄払いは不安なんですね。
そもそも厄払いは、何人かまとめて一緒に行うという神社が多く、一人ずつ行う神社の方が珍しいです。
もしも一緒に厄払いを受けることで厄がうつるのであれば、まとめて受けた人全員に役が移り、大変なことになってしまいます。
厄払いに付添人が居ても厄がうつることはないですし、ほとんどの方が付添人の方と一緒に来ているので、神社側としても何の問題もありません。
また、厄払いの付添人は、家族、友人、恋人、誰でも大丈夫なようです。
家族に付き添いでいてもらう人が多いですが、家族に頼みにくい方は、友人や恋人に頼みましょう。
年が同じ、もしくは年の近い同性の友人であれば、その方も前厄、本厄、後厄の厄年ということになりますので、一緒に厄払いを受けることもできますよ。
どうしても付添人が居てもいいのか心配な方は、厄払いに行く神社に事前に聞いておくといいですね。
厄払いに付き添いで行く場合の服装は?
厄払いには特に決まった服装というものはないのですが、神様に厄を払ってもらうので、失礼のないよう、フォーマルな格好で受けるのが基本です。
落ち着いた色のスーツや、女性の場合はワンピースなどですね。
厄払いを受ける人は当然ですが、付添人の方もやはり神様の前に出るということで、同じフォーマルな格好がいいのではないでしょうか。
実際に厄払いの付き添いに来ている人たちを見ても、みなさん厄払いを受ける人たちと似た格好をしています。
たとえ付き添いであっても、厄払いに行くときは、男性は黒や紺のスーツにネクタイ、白のシャツ、女性も黒や紺のワンピースといった服装で行くようにしましょう。
また、祈祷の際は靴を脱いで上がりますので、靴下にも注意が必要です。
厄払いは付添人でも料金はかかる?
厄払いの金額は、基本的には付添人の料金は発生せず、受ける人の分だけで大丈夫です。
祈祷料の決まっている神社の場合は決められた金額を厄払いを受ける人の分だけ払いますが、神社によっては金額が決まっておらず、気持ちでお願いしますというところもあります。
その場合は厄払いの相場は3,000~10,000円ほどですが、この料金で付き添いの人も厄払いの祈祷を受けることができるようになります。
厄年でなかったり、厄がそんなにないからといって厄払いを受けてはいけないというわけでもないので、せっかく付き添うのであれば、一緒に厄払いを受けてもいいですね。
付添人も一緒に厄払いを受けるのであれば、そのことも考慮した金額を納めましょう。
厄払いの祈祷料を納める際には、蝶結びの水引がかかった紅白ののし袋を使います。
必ず忘れないように持って行きましょう。
神社で祈祷を受ける場合は「御初穂料」、お寺の場合は「御布施」と書き、名前を下に書いて新札のお金を入れます。
のし袋の種類やお金が新札であるかどうかなど、よく確認してから納めてくださいね。
まとめ
厄払いは、
- 付き添いで厄がうつることはなく、付添人が居ても問題ない
- 付き添いは家族、友人、恋人、誰でも大丈夫
- 付き添いの人もスーツやワンピースなどのフォーマルな格好
- 基本的に付き添いの人は料金がかからない
- 「金額は気持ちで」という神社の場合は、その金額で付添人も厄払いの祈祷を受けることができる
ということでした。
わたしも一人で厄払いに行くとなるときっと不安なので、付添人が居ても大丈夫だと分かって安心しました。
付き添いは家族の人が行くものだというイメージがあったのですが、友人や恋人でも大丈夫なんですね。
わたしも厄払いに行くときは、付き添いを頼もうと思います。
厄払いには付添人が居ても、祈祷の効果や神社側にとっても特に問題はありません。
厄払いの祈祷を受ける際に一人で行きにくい方は、付き添いを頼んで一緒に来てもらいましょう。
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