皆さん、年齢の数え方は1種類だけじゃないって知ってましたか?
そうです、今の日本には「満年齢」と「数え年」という2種類あるんです。
自分の年齢は今までどちらで計算されていたのでしょうか。
年齢ってどういう数え方をするもの?
履歴書など、書類に書くときはどっちで書くべき?
タバコやお酒はどっちの年齢で数えればいいの?
社会では色々悩むシーンもありますよね。
学生のうちは一年ごとのカリキュラムがあるので、そんなに歳をとったと感じることは少ないかもしれません。
本格的に年齢を実感させるのは、やはり社会に出てからではないでしょうか。
これまでは同い年の人間とばかり接してきていたのが、急に世代もバラバラな人間に囲まれるわけです。
別に相手の年齢がわからなかったからといって何か大きな支障があるわけではないと思いますが、年齢はほぼ必ず話のネタに上がりますよね。
そんな中で自分の年齢を間違えることなんてそうそう無いと思いますが、念のため知っておこうかという方向けに、今回は年齢の数え方についてご紹介したいと思います。
満年齢と数え年のそれぞれの数え方

さて、「満年齢」と「数え年」の数え方についてです。
2つとも年齢計算に使われますが、数え方と使われる場面が少しだけ違います。
まず満年齢は、みなさんに馴染み深い「生まれた日ごとに1歳ずつ歳をとる」という考え方です。
生まれた日を「0歳」として、次の年の誕生日(正確には前日の午後12時)を迎える度に1歳足します。
それに対して数え年は「生まれた年ごとに1歳ずつ歳をとる」という考え方になりますね。
数え年は生まれた瞬間に「1歳」と計算します。
これはなぜかというと、母親の胎内での期間(一般に十月十日といわれますね)も含めるという考えからです。
また、数え年の場合は正月に1歳を足します。
なぜこの時期に1歳と数えるのか?
正月は正月飾りなどを飾り、「歳神様」をお迎えする儀式があります。
正月には「お年玉」をもらいますが、お年玉は「玉=魂」と考えられ、一年の初めにお迎えする歳神様から魂をもらうことで1年寿命が延びる、といわれたからです。
このことから正月を迎える度に1歳ずつ歳を取るという数え方になりました。
結局のところ、満年齢と数え年の数え方はどうなるのでしょうか。
簡単にまとめてみました。
満年齢
誕生日前日午後12時…前年の年齢+1歳
数え年
誕生日前…満年齢+2歳
誕生日後…満年齢+1歳
もし数え年を聞かれたら、上の計算で算出してみてください。
書類に書く時はどうする?満年齢と数え年の使い分け

現在の日本では、昭和に施行された「年齢の唱え方に関する法律」により、国・地方公共団体の機関に対しては、満年齢での使用を義務付けられています。
従って書類上では「満年齢」での記入が正しいですね。
書類によっては「満◯歳」と記入させるものもありますが、そういったケース以外でも問答無用で満年齢です。
書類上で数え年を使うことは現代ではほぼ無さそうです。
逆に数え年を使う場面にはどんなものがあるのでしょうか。
数え年は厄除けや厄払い、七五三などの行事の際に使われます。
この場合は満年齢での年齢計算では無いので注意しましょう。
実は、満年齢による年齢計算の法律は昭和に施行される以前に既に明治時代にあったのですが、民間にはなかなか浸透しなかったようです。
昭和に入り、戦後の食料配給で配給のタイミングに支障が出たため、再度徹底し直すために法律が施行された、という経緯がありました。
数え年による年齢計算は現代ではほとんど無くなりましたが、日本の風習にはまだその名残りが残っていますね。
お酒やタバコは数え年でも良いの?

気になるのが年齢制限のあるお酒やタバコ。
成人(現在は20歳)で解禁されるものの代表格ですね。
成年が近づく19歳の方は気になるかと思いますが、結論だけいうと、数え年の20歳では飲酒・喫煙は法律で禁止されています。
現在の未成年者飲酒禁止法、未成年者喫煙禁止法においては、「満20歳未満の飲酒を禁ずる」「満20歳未満の喫煙を禁ずる」とあります。
これは満年齢による年齢計算になるため、数え年では成年(20歳)に達したとみなされません。
従ってそれまでは法律違反となりますので、注意してください。
もし飲んだことがわかった場合、お酒を提供したお店側、または保護者や準監督者に罰則があります。
喫煙も同じです。
お酒に比べると集団で煙草を吸う機会というのは多くないとは思いますが、20歳になるまで待ちましょう。
解禁された後も、お酒は飲みすぎるとアルコール中毒になったり、理性をなくして普段はしないようなことまでやってしまうこともあります。
お酒が言い訳にならないこともあるので、自分の酒量を超えて飲み過ぎないように注意してくださいね。
まとめ
ここまで「満年齢」と「数え年」についてご紹介してきました。
調べてみると時代や歴史とともに形を変えていったものがたくさんあることがよくわかります。
小さい頃にわけもわからず行なっていたさまざまな行事も、調べてみると色々な時代の名残を感じて不思議な気持ちになりますね。
年齢は人生を区切る大切なものです。
子供の頃、◯歳のときの自分はこう、◯歳のときはこんな、と色々想像を膨らましていました。
が、現実は厳しく、そんな想像をしていた子供の頃から大して中身は変わっていません…。
あなたは未来ではどんな自分になっていますか?
今の自分は過去の自分が想像した通りになれましたか?
想像した自分に少しでも近づけたと思ったら、それは「成長」している、ということなのだと思います。
一つ一ついろんな経験をして、一つ歳を取ったときは、なりたい自分に近づいていると良いですね。
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